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柴犬が16歳に!高齢期の変化と今すぐ始めたいケア方法

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柴犬が16歳を迎えるというのは、飼い主にとって非常に感慨深いことです。日本犬の中でも健康長寿で知られる柴犬ですが、16歳は人間でいえばおよそ80歳を超える高齢期にあたります。

若い頃とは体調も生活リズムも大きく変わるため、今まで以上に丁寧なケアが必要です。この記事では、16歳の柴犬に見られる身体や行動の変化、必要なケア、フードの選び方など、飼い主さんが知っておきたい情報を詳しく解説します。

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16歳の柴犬に見られる身体の変化

筋力と運動能力の低下

16歳を迎えた柴犬にとって、筋肉や関節の衰えは避けて通れない現実です。特に後ろ足の筋力低下が顕著になり、歩行が不安定になったり、足がもつれて転倒しやすくなることがあります。階段の上り下りや段差を嫌がるようになったら、それは老化による運動能力の低下のサインです。

このような変化をサポートするためには、生活環境の見直しが大切です。たとえば、床がフローリングの場合、滑り止めのマットを敷くことで転倒リスクを軽減できます。段差にはスロープを設置したり、よく通る場所にクッション性のあるラグを敷くのも有効です。

また、無理のない範囲で軽い散歩やストレッチを継続することで、筋力を維持することも可能です。獣医師と相談しながら、関節サポートのサプリメント(グルコサミンやコンドロイチンなど)を取り入れるのもおすすめです。

視力・聴力の低下

16歳になると、柴犬の視力や聴力に徐々に衰えが見られるようになります。白内障により目が白く濁ったり、近くにいても呼びかけに反応しなくなるといった変化が代表的です。物にぶつかる頻度が増えたり、いつもより不安そうに見える場合は感覚の低下が進んでいる可能性があります。

視覚や聴覚の衰えに合わせて、生活環境を整えることが重要です。家具の配置を変えずに固定する、障害物を置かない、段差を減らすなどの配慮をすることで安全に過ごせます。また、近づくときはゆっくり声をかけたり、足音を立てて存在を知らせることで犬に安心感を与えることができます。

睡眠時間の増加

高齢の柴犬は、若い頃に比べて圧倒的に睡眠時間が長くなります。16歳ともなると、1日のうち14~18時間以上を眠って過ごすことも珍しくありません。これは自然な老化現象で、体力の回復やストレスの軽減のためにも必要な休息時間です。

ただし、夜中に起きて徘徊したり、無意味に吠える「夜鳴き」が見られるようになることもあります。こうした場合、認知機能の低下や不安感が原因となっていることが多く、寝る前に軽く散歩をさせたり、照明を薄く点けておく、音楽を流すなどの工夫が役立ちます。

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16歳の柴犬の行動面での変化

食欲のムラや偏食

これまで好きだった食べ物を急に食べなくなるなど、食に対する嗜好が変化することがあります。消化吸収の負担が少なく、嗜好性の高いフードへの切り替えが必要な時期です。

排泄のコントロールが難しくなる

排泄を我慢できなくなり、トイレ以外の場所でしてしまうことも。叱るのではなく、トイレの場所を増やしたり、ペットシーツを活用するなどの工夫が求められます。

認知機能の低下

夜に徘徊したり、壁の方を向いたまま動かなくなるなど、認知機能の低下も高齢犬には起こり得ます。定期的な声かけやスキンシップ、刺激のある散歩を取り入れると良いでしょう。

飼い主ができる基本的なケア

定期的な健康チェック

高齢になると、目に見えない病気が進行している可能性が高くなります。16歳以上の柴犬には、半年に1回以上の健康診断を推奨します。血液検査・尿検査・超音波などを活用し、腎臓病や心臓病、肝機能の異常などを早期に発見しましょう。

歯と口腔ケア

シニア期に入った柴犬は、歯周病や口臭、歯のぐらつきといった口腔トラブルを抱えやすくなります。歯磨きが難しい場合でも、デンタルガムや歯磨きシート、飲み水に混ぜるタイプの口腔ケア製品を活用し、口内環境を整えることが大切です。

スキンシップと安心感

柴犬はもともと自立心の強い犬種ですが、高齢になると飼い主とのつながりを求めるようになります。触れることで血流が促進され、精神的な安定にもつながります。名前を呼んだり、ゆっくりと撫でてあげる時間を毎日のルーティンにすることで、心のケアにもなります。

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16歳の柴犬に長生きしてもらうためにはフード選びが重要

高齢犬専用のフードを選ぶ

消化機能が低下した高齢犬には、シニア向けに設計された栄養バランスの良いフードが適しています。腸内環境を整える食物繊維やプレバイオティクス、ビタミン類が含まれているフードを選ぶことで、健康の基礎をサポートできます。

関節や脳の健康をサポートする成分

関節の健康にはグルコサミンやコンドロイチン、オメガ3脂肪酸(EPA・DHA)が有効です。また、脳の老化を防ぐためにはMCTオイルや抗酸化成分(ビタミンE・ポリフェノールなど)を含むフードが役立ちます。サプリメントで補う選択肢もありますが、まずは毎日の食事での摂取を心がけましょう。

食べやすさも大事なポイント

歯が弱くなると、硬いフードを噛むのが難しくなります。ふやかしたドライフードやウェットフードへの切り替え、スープ状のトッピングなどで食べやすさを工夫すると、食欲が戻ることもあります。フードの温度を少し温めることで香りが立ち、嗜好性もアップします。

まとめ

16歳の柴犬は、体も心もゆっくりと老いていきます。若い頃とは違った接し方や配慮が必要になりますが、その分、一日一日の重みと尊さを感じられる時間でもあります。「長生きしてくれてありがとう」という気持ちを込めて、できる限りのケアをしてあげましょう。

日々の小さな変化に気づき、安心できる環境を整えることが、16歳の柴犬との幸せな日常を支える第一歩です。

私の愛犬には20歳を目指すミシュワンを選んでいます。


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・栄養素が高く20歳を目指せる
・獣医師とペット栄養士の共同開発
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知っててよかった動物雑学
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