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13歳の柴犬にちょうどいい散歩時間とは?年老いた愛犬のためにできること

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柴犬は日本で古くから愛されてきた犬種で、体が丈夫で長寿な子が多いことで知られています。しかし、13歳ともなれば立派なシニア犬。若い頃と同じような散歩ペースでは、体に負担がかかってしまうこともあります。

本記事では、13歳の柴犬にとって理想的な散歩の「時間・頻度・注意点」などを、具体例を交えてご紹介します。飼い主として愛犬の「健康寿命」を延ばすヒントにしてみてください。

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年齢を重ねた柴犬に現れる体の変化

見た目には若々しく見えても、13歳という年齢になると、柴犬の体には少しずつ老化のサインが表れてきます。

・足腰の筋力が落ち、長時間の歩行がきつくなる
・関節が硬くなり、動きがぎこちなくなる
・視力や聴力が低下し、周囲への反応が鈍くなる
・暑さ寒さに弱くなり、気温差で体調を崩しやすい
・疲れが抜けにくくなり、散歩後にぐったりすることも

これらの変化は一見わかりにくいかもしれませんが、散歩中の様子や帰宅後の行動に注意を払うことで、飼い主は早めに気づくことができます。

13歳の柴犬に適した散歩時間・頻度

老犬になっても散歩はとても大切な時間です。適度な運動は筋力の維持だけでなく、精神面の安定や認知症予防にもつながります。ただし、年齢に合わせた「無理のないペース」で行うことが最も重要です。

項目 目安 補足
1回の散歩時間 15〜20分程度 疲れていないか様子を見ながら調整
1日の散歩回数 1〜2回 短くても分けて行く方が負担が少ない
歩く距離 1km以内 平坦な道を選ぶのがベスト
時間帯 朝早く or 夕方前 気温が安定している時間帯が理想

シニア柴犬の散歩で気をつけるべきポイント

暑さや寒さの時間帯を避ける

13歳の柴犬は、体温調整機能が若い頃と比べて低下しています。特に真夏の日中や冬の早朝・夜など、極端な気温の時間帯に散歩をすると、熱中症や低体温症のリスクが高まります。
夏は朝の6〜8時ごろ、冬は10時〜15時ごろなど、気温が比較的安定している時間帯を選ぶのが安心です。

体調の変化を見ながら柔軟に対応する

散歩中に急に立ち止まったり、座り込んだりするのは、疲れや痛みのサインかもしれません。そんな時は無理に歩かせず、休憩を挟むか、場合によっては抱っこやカートで帰宅する判断も必要です。
「昨日は元気に歩けたのに…」と思っても、日によって体調は変化します。柔軟な対応が大切です。

路面温度や足裏への負担に注意する

夏のアスファルトは非常に高温になり、肉球をやけどする恐れがあります。逆に冬は冷たすぎて血行が悪くなったり、滑りやすくなるリスクも。
手で地面を触って「熱い」「冷たすぎる」と感じた場合は、時間をずらすか、靴や肉球クリームなどの保護対策をとりましょう。

滑りにくいハーネスやリードを使う

年を重ねた柴犬は筋力が低下しており、ちょっとした引っ張りでも転倒の危険があります。首輪よりも体全体を支えるハーネスタイプがおすすめです。
また、リードもグリップしやすいものを選び、飼い主側の転倒にも注意しましょう。特に雨の日や雪の日は滑りやすくなるため、より安全な装備が必要です。

排泄のタイミングと状態を確認する

散歩中の排泄は、シニア犬にとって体調のバロメーターです。いつもより排尿の回数が少ない、便が柔らかすぎる・硬すぎるなど、変化があれば体調不良のサインかもしれません。
排泄のタイミングが安定しない日は、散歩の時間をずらしたり、様子を見ながら対応しましょう。

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散歩中・帰宅後に見られる気になるサイン

老犬の散歩では、「いつもと違う様子」に気づくことがとても大切です。以下のような変化があれば、散歩の量やルートを見直した方がよいでしょう。

・散歩後、長時間動かずぐったりしている
・歩くときにふらつきがある、または足を引きずる
・帰宅途中で動かなくなることが増えた
・排尿・排便の回数や状態が不安定になってきた
・散歩を嫌がるようなそぶりを見せる(玄関で止まる等)

13歳の柴犬のモチベーションを保つ工夫

散歩は運動だけでなく、外の刺激に触れられる大切な時間です。老犬でも楽しみながら散歩を続けられるよう、ちょっとした工夫を取り入れてみましょう。

・気に入っている場所へ行くルートを定番化する
・お気に入りのにおいスポットを覚えておく
・短距離でも、外に出られたことをしっかり褒める
・帰宅後にごほうびのおやつを少しだけ与える
・他の犬との接触は控えめにし、ストレスを減らす

どうしても13歳柴犬の散歩が難しい日の代替案

天候が悪い日や、体調が心配な日には無理に外出する必要はありません。その代わり、室内で体と頭を少し動かすだけでも老化予防につながります。

天候が悪い日や、愛犬の体調が思わしくない日、あるいは飼い主の都合で散歩に出られない日もあります。

そんなときには、無理に外出せずとも、室内で軽く体や頭を動かすだけでも十分に刺激になります。以下は13歳の柴犬でも取り入れやすい、散歩の代わりになる遊びやケア方法です。

おやつを使った「宝探し遊び」で嗅覚を刺激

柴犬はもともと狩猟犬だったため、嗅覚がとても優れています。その特性を活かし、室内におやつを隠して探させる「宝探し遊び」は良い刺激になります。

タオルの中に巻いたり、部屋の隅に置いたりして、鼻を使って探させることで、散歩に行かずとも満足感を得られる時間になります。
初めは簡単な場所に置き、徐々に難易度を上げていくと飽きずに続けられます。

柔らかいおもちゃで軽く体を動かす

固いボールや大きなおもちゃではなく、軽く噛める布製やぬいぐるみタイプのおもちゃを使い、無理のない範囲で体を動かすのも効果的です。
「持ってきて遊び」や、軽く引っ張り合う程度の遊びであれば、関節に負担をかけずに遊ぶことができます。

特に朝や夕方など、散歩の代わりになる時間帯に行うとリズムが保ちやすくなります。

マッサージやストレッチで血行促進

年齢とともに血流が悪くなりがちなシニア犬には、優しいマッサージや軽いストレッチがとても効果的です。

背中や腰、太もも周りなどをゆっくりと撫でるようにマッサージし、関節の動きを確認しながら前足や後足を軽く曲げ伸ばすと、筋肉のこわばりを和らげることができます。
毎日のルーティンとして取り入れることで、柴犬自身も安心して体を預けてくれるようになります。

テレビや音楽などの環境音で刺激を与える

室内にいても、聴覚や視覚を適度に刺激することで脳の活性化につながります。テレビで動物番組を流したり、自然音や落ち着いた音楽を小さな音量で流すだけでも効果があります。
静かすぎる部屋よりも、生活音が程よくある環境のほうが、老犬にとっては安心感を持ちやすいとも言われています。

不安を感じやすい柴犬には、飼い主の声も大切な安心材料になるため、できるだけ話しかける時間も作りましょう。

ベランダで少し外気に触れさせる

どうしても外に出られない日でも、ベランダや玄関先で外の空気に触れさせるだけで、気分転換になります。
風や日差し、においなど五感に働きかけることで、散歩に近い感覚を得ることができるのです。
時間としては5分でも十分。可能であれば、地面に降ろして立たせるなど、軽く足を使わせる工夫も取り入れてみてください。

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まとめ

13歳という年齢は、人間に換算すると70歳前後とも言われています。
それでも、毎日外に出て風やにおいを感じる時間は、柴犬にとって大きな喜びです。
無理のない距離、快適な時間帯、安全なルート。これらを意識するだけで、愛犬の散歩はぐっと快適になります。
「たくさん歩くこと」よりも、「その子に合ったペースで楽しむこと」が何より大切です。

これからも大切な家族である柴犬と、1日でも長く、一緒に笑顔で散歩ができますように。

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