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ビションフリーゼをカットしないとどうなる?放置による影響と注意点を徹底解説

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ふわふわでまるでぬいぐるみのような見た目が魅力のビションフリーゼ。定期的なトリミングが必要な犬種として知られていますが、「カットをしないとどうなるのか?」「自然なままでも問題ないのでは?」と疑問を持つ飼い主さんもいるかもしれません。実際、ビションフリーゼの被毛は伸び続けるため、カットを怠ることでさまざまな問題が発生します。

この記事では、ビションフリーゼをカットせずに放置した場合に起こる外見の変化、健康へのリスク、生活面でのデメリットなどを詳しく解説します。見た目の美しさを保つだけでなく、愛犬が快適で健康的な生活を送るためにも、トリミングの重要性を正しく理解することが大切です。これからビションフリーゼを飼う方や、トリミング頻度に悩んでいる飼い主さんに役立つ内容となっていますので、ぜひ参考にしてください。

カットしないビションフリーゼの外観・被毛への影響

毛が伸びすぎて絡まり・毛玉が増える

ビションフリーゼは密で柔らかい被毛を持つ犬種です。適切なカットをしないまま放置すると、毛がどんどん伸びていき、被毛同士が絡まるようになります。特に、肘・脇・耳下・内股・首回りなど接触や擦れやすい部位では、毛が絡んで毛玉になるリスクが高くなります。絡まりが進むと、皮膚と毛の間に空気が入りにくくなり、不快感や通気性の低下を招きます。

ふんわり感が失われてペタっとした印象に

ビションフリーゼの魅力のひとつは、ふわふわ・丸いシルエットですが、カットをしないで放置するとその風合いや立体感が失われます。毛の長さにムラが出たり、重みで毛が寝やすくなったりするため、アフロのような丸みは崩れ、ペタっとした印象に変わってしまいます。また、毛の流れが乱れやすくなり、全体の見た目が野暮ったくなることもあります。

目・耳・口まわりが被毛で覆われて視界や衛生に支障が出る

顔まわりを含めてカットしないと、被毛が目にかかって視界を遮る、目やにや涙が毛に付着する、口まわりの毛が汚れやすくなるなどの問題も出てきます。特に白い毛は汚れや涙染みが目立ちやすいため、顔まわりのカットを怠ると見た目が損なわれるだけでなく犬自身の快適性も低下します。また、耳孔を覆うような毛が生えていると通気性が悪くなり、湿気がこもりやすくなることもあります。

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健康・皮膚・衛生上のリスク

皮膚トラブル・炎症のリスク上昇

被毛が密に重なり、風通しが悪くなると、皮膚が湿りやすくなり、ムレやすい環境が生まれます。これにより皮膚炎、かゆみ、赤み、細菌や真菌の増殖などの皮膚トラブルを引き起こしやすくなります。特にもつれがあると皮膚に摩擦が生じたり、異物や汚れが皮膚に押し付けられるようになったりして、炎症が起きやすくなります。

ノミ・ダニ・寄生虫被害が拡大しやすくなる

厚くなった被毛は、ノミやダニなどの寄生虫にとって隠れ場所になりやすくなります。毛が密に覆っていると発見・除去が難しくなるため、予防・駆除が遅れて重症化する可能性もあります。特に足回り、腹部、耳まわりなどは寄生虫が潜みやすい部位ですから、適切なカットで毛を整えておくことが寄生虫リスク軽減につながります。

衛生不良からくる臭いや排泄まわりの問題

被毛が長くなると、排泄物や泥・水はねなどが付着しやすくなります。お尻まわりの毛も含めて適切にカットしないと、糞尿や汚れが毛に張り付いて不衛生な状態になりがちです。その結果、独特な臭いが出やすくなったり、拭き取り・清掃が困難になったりします。衛生管理が不十分になることで口臭・体臭増加の原因にもつながります。

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行動・快適性・トリミング面でのマイナス影響

自由な動きが制限されることもある

非常に長くなった被毛は、足や関節周りを覆ってしまい、歩きにくさや毛が足裏に入り込むことで滑るリスクが高まることがあります。特に濡れたり滑りやすい床面などを歩くとき、毛が足に絡まることもあり、犬の動作にストレスを与えることがあります。長い毛が引っかかったり絡まったりして、つまずきやすくなる可能性もあります。

トリミング時の大変さが増す

カットを長期間行わないと、トリマーに依頼した際に毛玉や絡まりがひどくなっており、それらの除去作業に時間を要するケースが増えます。毛玉取りやほぐし作業が多くなると、トリミング代が高くなる、プロでも対応が難しくなる(皮膚を傷つけるリスクが上がる)などの懸念があります。また、トリマーが「これ以上は危険」と判断し、一気に短く刈ることを提案されることもあり、見た目のギャップが出ることもあります。

ストレスや不快感を生じやすくなる

重くなった被毛や絡まり、風通しの悪さなどは犬自身にとって不快な状態を生む可能性があります。かゆみが出たり、ムレによる不快感を感じたりすると、犬が頻繁に身体をかいたり噛んだりする行動を取る可能性があります。さらに、毛が顔にかかって視界を遮るなどはストレス要因となることもあります。快適性を損なうことは、犬との信頼関係や生活の質にも影響します。

ビションフリーゼは定期的なトリミングが不可欠な犬種です。カットをしないまま被毛を放置すると、毛玉や汚れ、皮膚トラブル、寄生虫の繁殖など、さまざまな問題が起きる可能性があります。また、ふわふわの美しいシルエットが失われてしまうだけでなく、犬自身の快適性や健康を損なってしまう恐れもあります。

まとめ

美しさを保ちつつ、健康で快適に暮らしてもらうためには、定期的なカットと日々のケアが大切です。被毛のお手入れを通じて愛犬とのスキンシップも深まります。トリミングは面倒に感じるかもしれませんが、愛犬にとっては必要不可欠な習慣です。無理なく継続できるケアの方法を見つけて、愛犬との暮らしをより良いものにしていきましょう。

知っててよかった動物雑学
動物雑学が好きな人。 犬や猫を飼育した経験から、面白いあるあるや雑学などをお届けします。 YouTubeやTikTokはチャンネル登録者数5000人突破!!
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