ふわふわの白い毛に包まれたぬいぐるみのようなビションフリーゼ。その愛らしい見た目に一目惚れして家族に迎えた方も多いのではないでしょうか?SNSや街中で見かけるビションは、常ににこにことしていて、まさに“癒しの存在”。でも、実際に一緒に暮らしてみると、「あれ?思ってたのと違う…?」と感じることもしばしば。
そんなビションフリーゼとの日々には、飼い主にしか分からない“あるある”がたくさん詰まっています。元気すぎる性格、驚くほどの甘えん坊ぶり、お手入れの大変さ、そして見た目とのギャップ。
本記事では、ビションフリーゼと暮らしている飼い主さんが共感せずにはいられない「あるある」エピソードをたっぷりご紹介します。これから飼いたいと考えている方にも、「こんな一面もあるんだ!」という気づきがあるはず。笑ってうなずける日常の一コマを、ぜひ楽しんでください。
ふわふわモコモコの毛に騙される日常
可愛いけど毎日が毛との戦い
ビションフリーゼの最大の魅力といえば、やはりその白くてふわふわした被毛。見た目はぬいぐるみのように愛らしく、触り心地も最高です。しかしこの「ふわもこ」に憧れて飼い始めた人の多くが直面するのが、お手入れの大変さというビションフリーゼあるある。
毎日のブラッシングを怠ると、すぐに毛玉ができてしまいます。特に首の後ろやわきの下、耳の後ろなどは絡まりやすく、気づいた時には大きな塊に。サロンでのトリミング費用も意外と高額で、「美しさの維持には努力とお金が必要」という現実を実感します。
散歩後は白からグレーに変身
雨の日の散歩は、まさにビションフリーゼ飼い主の試練。帰宅後には足先やお腹の毛が泥で真っ黒、せっかくの白さが台無しになることもしばしばです。泥はね防止のレインコートを着せても、毛に入り込んだゴミや葉っぱは完全には防げません。
「今日もお風呂か…」とため息をつきながら、汚れを洗い流す日々。これもまた、ビションフリーゼあるあるのひとつでしょう。
可愛い顔して意外とパワフル
運動不足はストレスのもと
見た目が穏やかそうなので、「おとなしい子かな?」と思いきや、実はビションフリーゼは活発な性格。体は小さいながらも、走るのが大好きで、運動不足になるとストレスが溜まり、イタズラが増えることもあります。
室内でもずっと走り回っていたり、ぬいぐるみを振り回したりと、意外なパワフルさを見せるのがビションフリーゼらしさです。
テンションが上がると止まらない
来客や家族の帰宅時など、テンションがMAXになるとスイッチが入って大はしゃぎ。尻尾をブンブン振りながら家中をダッシュし、「ビションブレイク」が始まります。この瞬間だけは、飼い主の声も届かないほど夢中になるのです。
「いつ落ち着くの?」と心配になるほどの興奮ぶりもまた、ビションフリーゼあるあるの代表格と言えるでしょう。
甘えん坊すぎてトイレにもついてくる
常に一緒にいたい性格
ビションフリーゼは、人との絆をとても大切にする犬種です。そのため、飼い主が少しでも離れると不安になり、後をついてくるのは日常茶飯事。トイレやお風呂、ちょっとした移動すら見逃しません。
「え?ここまで来るの?」と驚くような場所までついてくるその姿に、笑ってしまう飼い主も多いでしょう。この“ついてくる”行動、可愛い反面、分離不安になりやすいという側面もあるため、注意が必要です。
構ってもらえないとしょんぼり
ビションフリーゼあるあるのひとつに、「無視されるとしょんぼりする」があります。スマホやテレビに夢中になっていると、あからさまにふてくされた顔でこっちを見てくる…そんな姿に、思わず笑ってしまいますよね。
時にはおもちゃを持ってきたり、前足でちょんちょんと触ってきたりしてアピール。「仕方ないな〜」と相手をしてしまうのもまた、ビションの魅力です。
食にムラがある子も多い
今日は食べる?食べない?毎日が賭け
食欲旺盛な犬種とは少し違い、ビションフリーゼには食にムラがある子が少なくありません。朝は食べなかったのに、夜になると急に食べだしたり、好物でも急にプイッとする日もあります。
「ごはんを準備しても食べない…」そんな日が続くと、心配になってトッピングを工夫したり、スプーンであげてみたりと、飼い主側も創意工夫の日々です。これもまた、ビションフリーゼならではの“あるある”です。
おやつは別腹?
不思議なのは、ごはんは残すのに、おやつは嬉しそうに食べるところ。食べムラの原因は「わがまま」な面もあるようで、頭のいいビションは、食べないと何か特別なものが出てくると学習してしまうこともあります。
根気よくしつけをしながら、健康を維持するための工夫が必要です。
どこに行っても注目の的になる
「かわいい!」の声に照れる飼い主
ビションフリーゼと歩いていると、すれ違う人から必ずと言っていいほど「かわいい!」「ぬいぐるみみたい!」と声をかけられます。特に子どもやお年寄りには大人気で、「撫でてもいいですか?」と聞かれることもしばしばです。
飼い主としてはちょっぴり誇らしい気持ちになりますが、本人(犬)は意外と知らんぷりしていたりして、そのギャップもまた面白いポイントです。
お散歩が進まないのも悩みの種
注目を浴びるのは嬉しいけれど、散歩のたびに足止めされることが増え、なかなか前に進まないというのもリアルな“あるある”。「急いでるのに〜」という日でも、笑顔で対応しなければならないこともあります。
それでも、ビションと暮らすことで周囲の人とも自然と交流が増え、コミュニケーションの輪が広がるのも魅力のひとつです。
まとめ
ビションフリーゼと暮らす日々には、驚きや戸惑い、そしてたくさんの笑いがあります。見た目の可愛らしさだけでなく、性格や行動にも個性があふれており、そのすべてが「ビションフリーゼあるある」として飼い主の記憶に刻まれていきます。
手のかかる部分も多いですが、その分だけ愛情も深まり、かけがえのない存在となっていくのです。これからビションフリーゼを迎えたいと考えている方にも、すでに一緒に暮らしている方にも、「共感できる!」「うちの子もそう!」と思っていただけたら嬉しいです。
