犬は言葉を話せませんが、行動ひとつひとつに「大好き」が詰まっています。
今回は、そんな犬が“好きすぎてついやっちゃう”行動を10個紹介します。
あなたの愛犬にも、当てはまるものがきっとあるはず。
こちらのお題はYoutubeでも公開しています。
飼い主のことが好きすぎてたまらない犬の行動10選
1つ目:朝起きたときに顔をペロペロ舐めてくる
目覚ましよりも早く、顔をぺろっと舐めてくる──これ、完全に「今日も早く会いたかった!」っていう気持ちの表れです。
犬にとっては、朝が来た=飼い主とまた一緒に過ごせる最高の瞬間。
舐める行為は「大好き」「甘えたい」という愛情サインでもあり、「起きてよ〜」と遊びの誘いでもあります。
寝起きにちょっとびっくりするけど…こんな風に一日を迎えられるのって、なんだか幸せですよね。
2つ目:お気に入りのおもちゃを持ってくる
くわえてきたおもちゃを、あなたの足元にポトッ。
ただ「遊んでほしい」だけじゃなく、「一番大事なものをあなたと共有したい」という気持ちが込められています。
これは、犬が信頼している相手にだけ見せる行動。
「これ楽しいよ!」「一緒に遊ぼうよ!」っていうお誘いであり、「あなたと一緒に過ごす時間が一番好きなんだよ」というメッセージなんです。
大事なおもちゃを預けてくれるって…まるで友情の証ですね。
3つ目:帰ってくると毎回大はしゃぎ
たった5分の買い物のあとでも、玄関で尻尾ブンブン、ジャンプにクルクル大興奮!
これは、「もうずっと待ってた!やっと帰ってきてくれた!」という爆発するほどの喜びの表現です。
犬にとって、飼い主のいない時間はポツンとした空白。
だからこそ、帰ってきた瞬間がその日一番のハイライトなんです。
あなたが「おかえり」と言う前に、「おかえりー!!!」って全身で叫んでくれてるのかもしれません。
4つ目:体をぴったりくっつけてくる
ソファに座っていると、いつの間にか隣にそっと寄り添ってくる──それは犬からの「ずっと一緒にいたいよ」という静かな愛情表現です。
犬は安心できる相手に体を預ける性質があり、ピタッとくっついてくるのは、まさに“あなたは安心できる存在”だという証。
寝るときに背中をくっつけてくるのも、「守られている」という本能的な安心感があるからです。
言葉はいらない、そばにいるだけで満たされる──そんな純粋な信頼関係がそこにあります。
5つ目:あなたの持ち物をこっそり抱えて寝る
気づけば、自分の靴下やTシャツが犬のベッドに持ち込まれている。
なんてこと、ありませんか?
犬は「におい」で安心感を得る動物です。特にあなたのにおいがついたものは、まるで“あなた自身”と一緒にいるかのように感じているんです。
あなたが仕事や外出中でも、そばにいるような気持ちでリラックスしたい──それほど強く、あなたを求めてくれているということ。
ちょっとしたイタズラに見えても、それはあふれる愛情の裏返しなんです。

6つ目:外では警戒モードでも、家では甘えん坊に変身
散歩中や来客時にはクールで警戒心の強い犬が、家では急にデレデレになる──そんなギャップ行動、見覚えはありませんか?
これは「家=安全で信頼できる場所」だと心から思っている証拠。特に飼い主のそばにいるときだけリラックスした表情を見せたり、お腹を見せて寝転がったりするのは、「あなただけが特別」だからできる行動です。
犬にとって「素を見せられる相手」は限られています。
だからこそ、外で見せる顔と、あなたの前でだけ見せる甘えた姿にこそ、深い愛情が詰まっているんです。
7つ目:じーっと見つめてくる
ふと気づくと、何かを言いたげにこっちを見つめてくる…そんな時ありませんか?
犬が飼い主の目をじっと見つめるのは、「絆」を確かめるため。
実は、犬と人間が目を合わせると**オキシトシン(愛情ホルモン)**が分泌されることが科学的にも証明されています。
つまり、犬にとっても目を合わせることは「愛の再確認」。
無言だけど、「大好きだよ」って言ってくれてる瞬間かもしれません。
8つ目:後追いをする、ドアの前で待つ
トイレや洗面所、たった数分離れるだけでソワソワし始める。
ドアの前で静かに座って待っていたり、「どこ行ったの?」と鼻を鳴らしたりするのは、あなたへの依存度が高い証拠です。
これは分離不安とは少し違って、「一緒にいたい気持ち」が強すぎる愛情の表れ。
特に子犬や保護犬に多い行動で、「見えない時間がつらい」と感じているのです。
大人になってもやっていたら、あなたへの気持ちはずっと変わっていないということ。

9つ目:ごほうびよりもあなたを選ぶ
おやつを見せても飛びつかず、あなたの顔ばかり見ていたり、褒められることの方に嬉しそうな反応を示す──これは最高レベルの信頼の証。
「ごほうび」よりも「あなたの存在」が一番の報酬。
特に、名前を呼んだだけでしっぽを振って来てくれるとき、それは「あなたの声=安心と喜び」と思っているサインです。
犬にとって、信頼できる人との関係が何よりの宝物。
だからこそ、心から繋がっている実感があると、もう他のものはいらないのかもしれません。
10つ目:あなたの感情に敏感に反応する
落ち込んでいるとき、体調が悪いとき、ふと気づくと犬がそばに来てくれる──そんな経験はありませんか?
犬は人の声のトーンや表情、雰囲気の変化に非常に敏感です。
特に、大好きな飼い主がいつもと違う様子だと、心配になってそっと寄り添ってくれます。
言葉は通じなくても、「大丈夫?」と心配してくれるその気持ちに、どれほど救われるか。
犬にとって、あなたの喜びも悲しみも、自分のことのように感じているんです。
まとめ
犬は言葉を話せないけれど、行動のすべてに「あなたが大好き」があふれています。
目で追ってくる、体を寄せてくる、寝ているときにそっと足を触ってくる──それらは全部、信頼と愛情の証。
気づかないうちに、あなたのことを見つめてるかもしれません。
だからこそ、今日からはその小さなサインにも気づいて、「私も大好きだよ」と返してあげてくださいね。