犬を飼うときに「見た目がかわいいから」「SNSでよく見るから」と安易に選んでしまう人は多いですが、実は犬種によって性格も飼いやすさも大きく違います。
とくに初心者には難しいとされる犬種がいくつか存在し、知らずに選ぶと「こんなに大変だったの?」と後悔することになりかねません。
この記事では、見た目に反して飼育の難易度が高く、初心者にはあまりおすすめできない犬種を10種ピックアップして紹介します。
「知らなかった…」で済まさないために、飼う前に必ず知っておきたい内容です。
こちらでも動画にしています
初心者が絶対に飼ってはいけない犬種10選!
1. シベリアン・ハスキー
オオカミのような凛々しい顔つきと人懐っこい表情で人気の高い犬種ですが、現実は見た目ほど甘くありません。
運動量が非常に多く、しつけにも根気がいるため、初心者が気軽に迎え入れるにはかなりハードルが高い犬です。
「かっこいい」だけで選ぶと後悔する代表格と言っていいでしょう。
2. チャウチャウ
ぬいぐるみのような見た目で、一度見たら忘れられない独特の雰囲気がありますが、性格はその真逆。
非常にマイペースで、他人はもちろん飼い主にさえ従わないことも珍しくありません。
初心者が「かわいいから」と手を出すと、完全に振り回されてしまう犬種です。
3. ジャック・ラッセル・テリア
小型犬で一見飼いやすそうに見えますが、その見た目に反して驚くほどのパワーを持っています。
毎日の運動や遊びが足りないと、ストレスで暴れたり、問題行動が出たりします。
体は小さいけれど、飼いごたえは大型犬レベル。初心者が軽い気持ちで飼うと痛い目を見ます。

4. アフガン・ハウンド
優雅な長毛にうっとりする人も多いでしょうが、その美しさを保つには相当な手間がかかります。
しかも性格はかなりの自由人で、しつけに苦労することも少なくありません。
おしゃれな外見に惹かれて迎えても、現実とのギャップに驚かされる犬種です。
5. ドーベルマン
精悍な顔つきと高い知能を持つ頼れるパートナーですが、それゆえに初心者には厳しい相手になります。
正しい関わり方やリーダーシップが取れないと、かえってトラブルの原因にも。
「強い犬を飼いたい」と思っても、経験の浅い人には荷が重い選択かもしれません。
6. ボーダー・コリー
頭の良さでは世界トップクラスと言われる犬種ですが、その賢さが裏目に出ることも多いです。
刺激のない毎日ではすぐに退屈してしまい、問題行動を起こすケースも。
頭を使わせる工夫や高いレベルのしつけが必要なので、初心者には決して優しい犬種ではありません。
7. ダルメシアン
映画の影響で一時ブームになった犬種ですが、実際に飼うとその大変さに驚く人が多いです。
体力がとてもあり、散歩程度では満足してくれません。
しつけや運動に十分な時間が取れない人には、正直おすすめできません。

8. 秋田犬
日本犬の代表格ともいえる秋田犬は、忠誠心が高く頼もしい存在。
しかし、頑固で自己主張が強い面もあり、扱いを間違えると制御が難しくなります。
とくに犬に慣れていない人が飼うと、思い通りにいかずに困ることも多いです。
9. ビーグル
陽気で愛嬌があり、子どもにも人気のある犬種ですが、実は飼育はかなり手がかかります。
吠える声が大きく、欲求も強いため、しっかりとしたしつけが必要です。
かわいさだけで飼うと、予想以上に大変な毎日になるかもしれません。
10. ブルドッグ
独特の顔と穏やかな性格で、根強い人気のある犬種です。
しかし、体調を崩しやすく、特に暑さに弱いことから、管理に気を使う場面が非常に多いです。
医療費や日常のケアまで含めて考えると、初心者には負担が大きいかもしれません。
まとめ
どの犬も魅力的ですが、見た目の可愛さや一時的なブームだけで選んでしまうと、飼ってから苦労することになります。
犬種によって性格や生活に必要な手間はまったく異なり、特に初心者は自分のライフスタイルや経験値に合った犬種を選ぶことがとても重要です。
「飼えない犬種」ではなく、「今の自分には向いていない犬種」だと考えると、犬にとっても人にとっても、より幸せな関係が築けるはずです。
焦らず、きちんと調べて、自分にぴったりのパートナーを見つけてください。