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コーギーの換毛期はいつ?抜け毛対策と毎日のケア方法を徹底解説

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春と秋、ふわふわの毛が舞う季節がやってきました。そう、「換毛期」です。特にコーギーはダブルコートの犬種として知られ、換毛期には驚くほど大量の毛が抜けます。

「部屋中毛だらけ…」「毎日ブラッシングしても追いつかない…」そんな悩みを持つ飼い主さんも多いのではないでしょうか?この記事では、コーギーの換毛期に関する基礎知識から、日常ケアのコツ、飼い主が注意すべきポイントまでをわかりやすく解説します。

コーギーについてはYoutubeでも公開しています。

コーギーの毛質と換毛のしくみ

コーギーの被毛は「ダブルコート」と呼ばれる2層構造です。外側は硬くて水をはじくガードヘア、内側はふわふわのアンダーコート。このアンダーコートが換毛期にごっそり抜け落ちます。

換毛期は主に年に2回、春(3月~5月)と秋(9月~11月)に訪れます。春は冬毛が抜けて夏毛に、秋は夏毛が抜けて冬毛に生え変わります。気温・日照時間・室内環境によって個体差がありますが、季節の変わり目に愛犬の被毛がもっさり抜け始めたら、換毛期と考えて良いでしょう。

換毛期に見られるコーギーの特徴

コーギーの換毛期は、飼い主にとっても一目でわかるほど「毛の存在感」が増す時期です。普段はさほど抜け毛が気にならない子でも、換毛期にはまるで羽毛布団の中身が爆発したかのような光景が見られることも。ここでは、コーギーが換毛期に見せる典型的な変化や行動を詳しくご紹介します。

1. 毛が束になって浮き上がる

まず気づくのは、毛が「ふわっ」と浮き上がるようになること。特に背中、肩まわり、太もも、お尻のあたりは顕著です。見た目にもふくらんで見え、手で軽くなでると束になった毛がごっそり取れることもあります。ブラッシングを怠ると、この浮いた毛が毛玉やフェルト状になって皮膚を圧迫し、皮膚炎の原因にもなるため注意が必要です。

2. 部屋中に毛が舞う

掃除したばかりなのに床にふわふわと毛が…。ソファやクッション、洋服にもすぐ毛が付く…。これはコーギー飼いなら誰もが経験する現象です。空気中に舞って、食事中の食器に入っていたなんてことも珍しくありません。静電気が起こりやすい時期は、より一層家具や衣類に毛が付着しやすくなります。

3. かゆがる・体をかく仕草が増える

毛が抜けるときは、毛穴や皮膚に一時的な刺激が加わるため、かゆみを感じることもあります。愛犬が頻繁に首まわりやわき腹を足で掻いていたり、床に体をこすりつけていたら、それは換毛によるムズムズかもしれません。ただし、かきすぎて赤くなる・血が出る・脱毛が進むような場合は、皮膚トラブルの可能性もあるので注意しましょう。

4. 落ち着きがなくなる場合も

換毛期に入ると、気温の変化や皮膚の刺激に敏感になり、一部の犬は落ち着きを失うことがあります。床に何度も体をこすりつけたり、普段より甘えてきたり、逆に少し神経質になることも。こうした行動の変化は一時的なものが多いですが、飼い主が気づいて寄り添ってあげることが安心感につながります。

コーギーの換毛期のケア方法

コーギーの換毛期を乗り越えるには、毎日のちょっとしたお手入れと環境づくりがカギです。「毛が抜けるのは仕方ない」と諦めず、愛犬の健康と快適さのために、できることをしてあげましょう。ここでは、飼い主が実践できる具体的なケア方法を詳しく解説します。

1. ブラッシングは毎日が理想

換毛期のブラッシングは、可能であれば「毎日」が理想です。抜け毛を放置していると、古い毛が皮膚にこびりつき、通気性が悪くなって皮膚炎の原因になることもあります。また、ブラッシングは単なる毛の処理だけでなく、スキンシップの一環として愛犬との信頼関係を深める大切な時間にもなります。

おすすめのブラシは、アンダーコートをしっかり取り除ける「スリッカーブラシ」や「ファーミネーター」。使い方を誤ると皮膚を傷つけてしまうので、力加減に注意しながら優しく丁寧にブラッシングしましょう。特に抜け毛の多い背中・お尻・太もも周りを重点的に。

2. ブラッシングに慣れさせるコツ

コーギーの中には、ブラッシングがあまり好きではない子もいます。その場合は、無理に一度で全部やろうとせず、「今日は背中だけ」「今日はお尻だけ」と部位ごとに分けて短時間ずつ行うと良いでしょう。終わった後におやつを与えるなど、ごほうびとのセットで“いいこと”として覚えさせるのがポイントです。

3. シャンプーは月1〜2回でOK

換毛期には皮脂分泌も増えるため、月に1〜2回はシャンプーして清潔を保つことが理想です。ただし、シャンプーのしすぎは皮膚を乾燥させて逆効果になることも。低刺激・無香料の犬用シャンプーを使い、洗いすぎず、優しくマッサージするように洗いましょう。

また、ドライヤーでしっかり乾かすことも大切です。生乾きのままにすると雑菌が繁殖し、皮膚炎やにおいの原因になります。乾かすときもブラッシングを併用すると、さらに毛の処理がスムーズです。

4. 部屋の掃除は「抜け毛対策」モードに

どれだけブラッシングをしても、家の中に毛が落ちるのは避けられません。特に換毛期は掃除の回数を増やし、「毛がたまる前に取る」が鉄則。以下のような道具が役立ちます:

  • 毛がよく取れるカーペット用粘着ローラー(コロコロ)
  • ペット用ヘッドがついた掃除機
  • 静電気防止機能つきのハンディモップ
  • 空気中の毛を除去する空気清浄機

カーテンやソファカバーも毛が付きやすい素材なので、できれば取り外して洗濯できるものを使うのがおすすめです。

5. 換毛期におすすめの食事管理

実は、毛の健康は食事にも大きく関係しています。良質なタンパク質、オメガ3脂肪酸(魚油や亜麻仁油)、ビタミン類を含んだフードを与えることで、毛づやがよくなり、健康な被毛の生え変わりをサポートできます。換毛期には、皮膚・被毛用のサプリメントを取り入れるのも一つの手です。

注意したい皮膚トラブル

換毛期には皮膚が敏感になりやすく、以下のようなトラブルが起きることがあります。

  • 皮膚の赤みやかゆみ
  • フケの増加
  • 湿疹やかさぶた
  • 脱毛斑(毛が一部ごっそり抜ける)

これらの症状が見られた場合は、ただの換毛と見過ごさず、早めに動物病院で診てもらいましょう。アレルギーや真菌感染症が原因の可能性もあります。

飼い主のメンタルケアも大事

正直、換毛期の掃除やブラッシングは大変です。「またこんなに抜けた…」とげんなりすることもありますよね。でもこれは、コーギーと暮らす楽しさの一部。

ふわふわの毛の中に顔をうずめたり、ブラッシングを通してスキンシップを取ったり。ポジティブに捉えて、うまく付き合っていきましょう。

まとめ

コーギーの換毛期は確かに手間がかかりますが、それ以上に犬との関係を深めるチャンスでもあります。こまめなブラッシングやシャンプーは、犬にとっても心地よい時間になり、スキンシップとしての役割も果たします。

正しい知識とケアで、愛犬も飼い主も快適に換毛期を乗り越えましょう。「また毛が抜けてる!」ではなく、「今日も一緒にお手入れタイムだね」と思えるようになれたら最高です。

知っててよかった動物雑学
動物雑学が好きな人。 犬や猫を飼育した経験から、面白いあるあるや雑学などをお届けします。 YouTubeやTikTokはチャンネル登録者数5000人突破!!
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